「シェア」とは「共有する」または「拡散する」という意味を持つ機能のことです。

他のSNS同様、Instagramでも「シェア機能」を活用することで、多くのユーザーに投稿を見てもらうことができます。

 

この記事では、Instagramでの「シェア」の方法とシェアする際の注意点について解説します。

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Instagramの「シェア」とは？

Instagramのシェア機能とは、投稿を自身のストーリーズや他のソーシャルメディアを介して他ユーザーと共有できる便利な機能です。

フィードやストーリーズでの上位表示や発見タブでの優先表示において効果的な方法であると言えます。

 

Instagramのアルゴリズムでは、たくさんシェアされることでフィードやストーリーズでの上位表示や発見タブでの優先表示に効果があるとされています。

 

上位表示を獲得するためには以下のようなポイントが重要とされています。

投稿を共有することにより他ユーザーとのコミュニケーションが促進されるため、Instagramのアルゴリズム的に評価されるのでしょう。

 

また、自社の商品を購入し、口コミを投稿してくれたユーザーの投稿を積極的に共有する、といった方法で第三者のコメントや反応を発信することで、より多くのファンを増やす効果が期待できます。

 

Instagramでシェアする方法

シェアする方法は以下の通りです。

順に解説します。

自分の投稿をストーリーズにシェアする

Instagramでは、フィード投稿やリールをストーリーズに追加できる機能として「ストーリーズでシェアする」というボタンが設置されています。

 

Instagramのストーリーズは、日常の瞬間や体験を素早く、なおかつ簡単に共有することを目的とした動画投稿機能です。写真や動画を組み合わせ「ショートムービー」として投稿でき、24時間後に自動的に削除されるため、気軽に使用できます。

 

ストーリーズに投稿すると、投稿内容は円形のフレームでフォロワーのInstagramフィードの上部に表示されます。自分の投稿やリールをストーリーズでシェアする際には、一般的に「NEW POST」というタグが表示されます。

 

他のユーザーの投稿をフィードにシェアする

他のユーザーの投稿をシェアする方法として、以下の2つが挙げられます。

Instagramでは原則、他のユーザーの投稿を自分のタイムラインにシェアすることができません。

（そういった機能が提供されていないのです）

 

そのため、他のユーザーの投稿をシェアするためには「Repost」というアプリを使用することで、タイムライン（フィード）に投稿をシェアすることができます。

 

また、スクリーンショットの機能を使って画像をシェアする方法もあります。

この方法を使用する場合、タグ付けやメンションを付けなければ投稿者に通知がいかないため、後にトラブルに発展する可能性も懸念されます。

 

したがって、この方法でシェアする場合には投稿元の情報を必ず記載するようにしておくのがおすすめです。

できれば投稿前にシェアの許可を取っておくのが望ましいでしょう。

 

投稿をダイレクトメッセージでシェアする

特定のユーザーに対して、フォロワー全員ではなく個別に投稿をシェアしたい場合には、DM（ダイレクトメッセージ）を利用することがおすすめです。

 

フィードやリール投稿をDMでシェアする手順は以下のとおりです。

シェアが成功したかどうかは、ホーム画面右上の「紙飛行機」アイコンをタップしてDM一覧を開くことで確認できます。

 

自分のプロフィールをシェアする

自分のプロフィールをシェアすることもできます。

以上の手順を踏むことで、他のユーザーに共有することができます。

 

Instagram投稿をシェアする注意点

Instagramの「シェア」はとても便利な機能ですが、マナー違反によってトラブルが発生する事例も少なくありません。

問題を回避するためにも、以下のポイントに十分注意を払って投稿してください。

詳しく解説します。

共有する前には必ず投稿者に許可を取る

他のユーザーの投稿を共有する行為自体は、規約違反には該当しません。

しかし、ユーザーによっては自分の投稿が勝手に共有されることを良く思わないこともあります。

 

また、共有方法や投稿内容によっては、投稿主のイメージに悪影響を与える可能性もあるため、後でトラブルとならないよう、事前に共有許可を取るのが良いでしょう。

 

友達や家族と楽しむ範囲ではそれほど気にする必要はありませんが、不特定多数のユーザーが閲覧できるInstagramアカウントのストーリーや他のソーシャルメディアに共有する場合は、慎重に扱うことが大切です。

 

個人のプライバシーやコンテンツ使用に関するルールを尊重し、投稿者に配慮しましょう。

 

元の投稿文もそのまま残す

画像や動画だけでなく、投稿内の文章も元の投稿主に著作権があります。

リポストする際、元の投稿主への感謝の気持ちを表現しつつ、元の投稿文をキャプション内にきちんと掲載しましょう。

 

感謝の言葉と共に著作権も尊重し、明確な引用元を示すことで、投稿者への誠意を伝えることができます。

 

リポスト投稿ということを記載する

「この投稿はリポストである」ということを明記しないまま投稿するのは避けましょう。

ハッシュタグ「#repost」を使用したり、キャプションに記載したりして、リポストであることが分かりやすく伝わる表現にするとよいです。

 

これにより、他のユーザーにとって投稿が「リポスト（他人の投稿）」であることが明確に伝わります。

 

元の投稿に編集を加えない

他のユーザーの投稿を共有する際、その投稿を自分で勝手に編集や加工してしまうのは避けましょう。

 

先述でもお伝えしましたが、投稿した写真や動画の著作権は元の投稿者に帰属しており、無断で編集や加工して投稿すると「著作権侵害」になりかねません。

 

著作権侵害は、法的な問題を引き起こす可能性があるだけでなく、Instagramアカウントの停止や削除につながることもあります。

 

最悪の場合には法的措置がとられることもあるため、軽く考えないようにしましょう。

 

シェア元のユーザーへ感謝を伝える

他のユーザーの投稿をリポストする際には、投稿者への感謝を忘れないようにしましょう。

 

具体的には、感謝を表すためにリポストのキャプション（コメント）に感謝の言葉を含めたり、ダイレクトメッセージを送って「ありがとう」と直接伝えることで、気持ちがしっかり伝わります。

 

他ユーザーに感謝の意を示し、良質なコミュニケーションを築くことは、今後のInstagram運用を続けていくにあたり、非常に重要なことです。

 

多くの人に自社の投稿をシェアしてもらうためのコツ

Instagramの自社アカウントの投稿を多くの人にシェアしてもらうためには、以下のことを意識して投稿を作成しましょう。

ユーザーがシェアしたくなるような魅力的なコンテンツを作る

魅力的でユーザーが共感しやすいコンテンツを提供しましょう。

面白い写真、動画、キャプション、ストーリーを作成し、ユーザーが自然と共有したくなる内容を発信します。

これらを意識することで、共有を促進することが期待できるでしょう。

 

つい読んでしまうキャプションを書く

Instagramのフィードをスクロールしながら、ぼやけた画像を素早く閲覧する行為は、多くのユーザーにとって馴染みのあるものです。

 

しかし、他のユーザーに自分のコンテンツを共有してもらうには、魅力的なコンテンツとキャプションが重要です。

写真や動画に相手の興味を引き付け、いかに目を止めるようなキャプションを投稿することができるかが成功の鍵となります。

 

まとめ

「シェア」は、フィードやリール、ストーリーといったInstagram上で公開されているコンテンツを気軽に他ユーザーに共有できる便利な機能です。

 

お気に入りの投稿を友達や家族と共有して楽しむ際には、本記事を参考にしていただき、ぜひ積極的に「共有」を楽しんで頂けたらと思います。

 

Instagramの共有機能は誰でも簡単に利用できますが、他のユーザーの投稿を無断で共有することで、後々大きなトラブルに発展してしまう可能性があるため注意が必要です。

 

相手のプライバシーやコンテンツのルールを尊重し、効果的にInstagram運用を行いましょう。