Instagram（インスタグラム）は世界で10億人以上が利用している、圧倒的な人気を誇るSNSです。

 

Instagramは基本的に「写真や動画を投稿する、見る」ことをメインとしており、フェイスブックやX（旧ツイッター）のように、投稿をシェアする機能は持たないため拡散力は低いとされています。
しかし、文章とは違った視覚的なアピールができるので、企業や店舗が宣伝をすることも増えてきています。

 

ところで皆さんは「ビジネスアカウント」についてご存じでしょうか。
Instagramには、一般ユーザーが利用している「個人アカウント」とビジネス目的やその他情報発信を目的としたユーザー向けの「プロアカウント」の2種類があります。
ビジネスアカウントはプロアカウントに含まれますが、本記事ではビジネスアカウントの作り方や運用について解説します。

 

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競争が激化する中で新しい集客、新規顧客、採用の導線として競合他社に差をつけたいならInstagramを使うべきです！

◎なぜInstagramなのか？
今やInstagramは女子高生や若者が暇つぶしで使うSNSではなく、ビジネスにも活用できるかなり優秀なプラットフォームとなっています。
特にInstagramはその拡散力と顧客教育、成約までの動線設計の柔軟性の高さから、認知獲得、集客、そして新しい採用手法として活用されてきています。
年間100社以上の企業Instagramを支援する私からしても、本当に多くの企業が活用しててきてるなと感じます。

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Instagramのビジネスアカウント（プロアカウント）とは

Instagramには、一般ユーザーが利用している「個人アカウント」とビジネス目的やその他情報発信を目的としたユーザー向けの「プロアカウント」の2種類があります。
「プロアカウント」は更に「クリエイターアカウント」と「ビジネスアカウント」に分けられ、ビジネスアカウントは企業がInstagramを活用してマーケティングや集客を行うために用意されているアカウントです。

Instagramビジネスアカウント（プロアカウント）の作り方

それではInstagramのビジネスアカウントはどのようにして作れるのかを解説します。
具体的な手順は以下の通りです。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

①個人アカウントを開設する

Instagramのアカウントを開設していない方は、アカウントの開設から始めましょう。
アカウントの開設は、スマホアプリまたはPCからできます。
スマホから追加する場合は、端末にアプリをダウンロードしておきましょう。

 

Androidの場合
iOSの場合

 

アカウント登録画面が表示されたら利用者のユーザーネームや生年月日、電話番号やメールアドレス、パスワードを設定して本登録を行います。

 

Instagramアカウントの具体的な作成手順については、こちら（Instagramヘルプセンター）を参照してください。

②電話番号かメールアドレスを登録する

個人アカウントの作成が完了したら、ビジネスアカウントを作成するための電話番号かメールアドレスを登録します。
Facebookから連携して登録する方法もありますが、自分の個人情報が連携されるので注意が必要です。

③プロフィールを編集する

Instagramのアカウントを開設出来たら、プロフィールを編集できるようになります。
「プロフィールを編集」をタップし、以下の内容を設定しましょう。

プロフィール写真は自社のロゴやイメージ画像などを設定するといいでしょう。
ウェブサイトは自社の公式サイトなどを設定し、ユーザーを誘導する導線を作るのがおすすめです。
自己紹介には、何のアカウントなのかがわかるように記載しましょう。
性別は未選択でも問題ありません。

④ビジネスアカウント（プロアカウント）に切り替える

次に、Instagramのアカウントをプロアカウントに切り替える方法を説明します。
アカウントの作成が出来たら、「プロフィールを編集」もしくは「設定」の「アカウント」から、「プロアカウントに切り替える」を選択します。

 

プロアカウントに切り替える選択をしたら
・カテゴリの設定
・公開情報（メールアドレスや電話番号、住所など）の編集
を行いましょう。

 

facebookページとの連携や作成が求められますが、fecebookページを持っていない場合は無理に作成する必要はありません。
ページがある場合は、連携させておくといくつかの機能が使用できるようになります。
詳しくはこちら（Instagramヘルプセンター）をご参照ください。

 

これでプロアカウントの設定は完了です。

Instagramビジネスアカウント（プロアカウント）のメリット

Instagramのアカウントをビジネスアカウントにするメリットとしては以下のものが挙げられます。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

ビジネスプロフィールにできる

ビジネスプロフィールにすることで、自身のプロフィール画面に以下のボタンを付けることができます。

Instagramから直接、企業に連絡や注文が行えるようになることで、効率的に集客が行えるようになるだけでなく、売上や見込み顧客、潜在顧客の獲得にも繋がります。
アクションボタンが設置されていなくてもDMから問い合わせを行えますが、ユーザーにとってはアクションボタンからの問い合わせの方が気軽に行えるので、おすすめです。
実際に、ビジネスプロフィールにすることで、Instagramから流入してくる顧客が増加した企業や店舗は多く存在します。

広告の出稿ができる

Instagramのアカウントをビジネスアカウントにすることで、投稿をInstagram広告として有料で出稿できます。
Instagram広告は、フィード、ストーリーズ、リール、発見タブの4ヶ所にさまざまな形式で出稿することが可能です。
さらに、広告掲載期間や範囲などによって料金を決めることができ、精度の高いターゲッティングも行えるので、とても高い広告効果が期待できるので、利用しない手はないでしょう。

インサイト機能が利用できる

Instagramのアカウントをビジネスアカウントにすると、インサイト情報が見れるようになります。
インサイトで分析できる情報は主に以下の4つです。

インサイトの情報を利用すれば、アカウントの成長やマーケティングを効果的に行うための分析ができます。
ビジネスアカウントであれば誰でも無料でインサイトを利用できるので、運用する上では欠かせない機能の1つです。

Instagramビジネスアカウント（プロアカウント）の運用について

ここでは、Instagramビジネスアカウントの運用を行う上で知っておきたい項目をまとめました。
具体的には以下の通りです。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

外部SNSとの連携

Instagramのアカウントをビジネスアカウントにすると、外部アカウント（Facebook）と連携させることができます。
InstagramとFacebookはどちらもMeta社が運営しているSNSなので、連携して使用することができます。さまざまなメリットを得られるので、アカウントを持っている場合は連携しておきましょう。
InstagramとFacebookを連携させる手順は以下の通りです。

また、Threads（スレッズ）とも連携させることができます。
Threadsは、Instagramチームが開発したアプリで、Threadsを使用するには、Instagramのアカウントがないと利用することはできません。
アカウントIDや名前とプロフィールはInstagramアカウントより引き継ぐことが可能です。

ThreadsをInstagramと一緒に利用するなら、まずはInstagramのアカウントを作成後にThreadsのアプリを入手して開くと、ページの下部に「Instagramでログイン」と表示されます。
さらに下には、「アカウントを切り替える」と表示されており、タップする事で連携したいアカウントを選択することが出来ます。

 

連携したいアカウント選択後、ログインしてThreadsを始めましょう。

ビジネスアカウントと個人アカウントの分別

企業でInstagramのアカウントを運用する場合は、個人アカウントとビジネスアカウントは別に作成して運用することをおすすめします。
その理由は以下の通りです。

ビジネスアカウントで投稿する内容を親しい友人にも見てもらいたい場合は、ビジネスアカウントと個人アカウントの両方に同じ投稿をするか、もしくは友人にビジネスアカウントの方もフォローしてもらうといいでしょう。

非公開にはできない

ビジネスアカウント（プロアカウント）は非公開アカウントにすることができません。
そのため、フォロワーのみの限定公開は不可です。
ただ、ビジネスアカウントは商品販売や顧客獲得を目的とした利用が多いですから、ビジネスアカウントであれば公開にするのが一般的です。

まとめ

本記事ではビジネスアカウントの作り方や運用について解説しました。

 

これからInstagramでお店のアカウントを作って運用してきたい、という方にはビジネスアカウントをぜひ活用して頂ければと思います。
また、無料で出来るインサイト機能もありますので、積極的に活用していきましょう。

 

本記事の内容が、皆様のビジネスにお役立ていただければ幸いです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。