広告運用のサポートに「クラプロ」導入。採用活動の負担削減と運用ノウハウの享受に感謝
- 課題広告運用の経験がないため、知見や人材が不足していた
- 解決策「クラプロ」を導入し、広告運用のサポートを依頼
- 成果「クラプロ」と協働で一般販売に向けたホームページを制作。今後の目標設定にも「数値の見える化」が一役買った
eMotto株式会社は大阪市北区に本社を構え、「挫折しない楽器・ParoTone(パロトーン)」などの音響デバイスやソフトウェアの開発・製造・販売を行っている企業だ。「エモーションをもっと音で」というコンセプトを掲げ、音楽を誰でも楽しめる世界を実現するために、日々邁進している。
「楽器って楽譜を読むことさえも難しい。だから、弊社は楽器の形を変えました。直感的に弾けて、難しい五線譜はいりません。既存の楽器よりも敷居を下げて、より多くの人に音楽を奏でる楽しみを提供したい」と語るのは、代表取締役の三田真志郎氏だ。自身も幼少期から楽器に慣れ親しみ、音楽の楽しさを知る一方、その苦悩や挫折も知っていた。
三田氏は、新たな楽器を製造するにあたりクラウドファンディングを実施。広告運用を「クラプロ」に依頼した。クラウドファンディングの達成率は3,402%に達し、大成功を収めた。今回は「クラプロ」を導入した経緯から導入によって得られた成果、さらには運用後に実感したメリットについて話を伺った。
広告運用の知識を持つスタッフが不在という課題を「クラプロ」導入で一気に解決
「『Campfire』でクラウドファンディングを実施するにあたり、『クラプロ』のサービスを導入しました。もともと社内には、広告運用の豊富な知識を持つ経験者がいなかったのです。
知見もなかったので、どのように進めていけばよいのかもわからなかった。そこをクリアにするためにも『クラプロ』を導入することに決めました」(三田氏)
「挫折しない楽器・ParoTone」は独自の譜面があり、音色もピアノ・エレキギター・オルゴール・弦楽器と多くのモードがある。オリジナルの譜面はiOSアプリに有名曲が120曲以上備えられている。
「ピアノの5倍の速さで習得できる」というのが「ParoTone」の特徴だが、その使用方法をユーザーに説明するにも課題があった。三田氏は、商品をわかりやすく伝えるにはどうすべきか悩んでいた。
「広告運用だけではなく、それに関わるデザインといった一連の仕事も効率的に進められるサービスに惹かれて採用することに決めました」(三田氏)
「クラプロ」導入後は、納入目標などこれまで不明瞭だった数値が「見える化」されていった。SNSのX(旧Twitter)やYouTube広告のプロに任せられる安心感も得られたという。
クラウドファンディング実施にあたり、「クラプロ」で広告運用を開始。自社では気づけなかった課題とノウハウの享受
「クラウドファンディングでは、ある程度のパフォーマンスが計測できました。それをもとに今後の改善に活かせたのは、目的が達成できたという実感がありました。
これらの数値は、お客様に弊社を知っていただくことや適切な価格設定、運営にも役立ちました。クラウドファンディングのページを立ち上げた後も、『どのような広告運用をしたいか』という話からクリエイティブな部分の打ち合わせまで丁寧に行ってもらえて、感謝しています」(三田氏)
三田氏は新たな施策に挑戦する際も、「クラプロ」で得られたデータをもとに、商品の導入数などを検討しているという。
「今月末からクラウドファンディングによって誕生した商品が一般発売に移行します。ランディングページの作成も『クラプロ』に手伝ってもらったのですが、導入数の検討といった数値的な部分の目標ができたことによって、ランディングページから購入してくれる方の数も『見える化』しました。
クラウドファンディングのときとはまた違った改良も加えました。さらに商品を広めて、収益アップのためのアプローチをどのようにしていくか考えることにも一役買ってくれています」(三田氏)
予想外のメリット!「クラプロ」だったからこそ得られた採用負担の軽減
「もともと何のノウハウもなかった自分たちが、プロに依頼することによって知識も得ることができて、数値的なことやパフォーマンスも知ることができたのは、成長だと思います。
広告運用の知識的な部分を丁寧に教えてもらいながら戦略を一緒に考えるというところも役に立ちました」(三田氏)
企業として成長できたと語る三田氏は、「クラプロ」だからこそ得られた予想外のメリットも話してくれた。
「予想外に良かったなと実感できたのは、採用負担の軽減ですね。デザイナーや広告の運用ができる人材を雇って社内に抱えていく方法というのは、弊社には負担が大きかった。採用するにも『どうするの?』という話からスタートする。
それに、時間もお金もかかる。ましてや経験が豊富な人材となると、探すのにもひと苦労です。なので、戦略の立案から実行まで、ひとまとまりになっているサービスは利用しやすかった」(三田氏)
専門的な知識を得て、商品を知っていただくために。顧客へのアプローチを強化したい
三田氏は「クラプロ」を活用して見えた今後の展望についても教えてくれた。
「直近で月に200台くらい売れる状況を目標にしたい。今は数値が『見える化』できたので、販売速度を上げることも目標にしています」(三田氏)
「クラプロ」には、他にも満足している点があるという。
「本当に感謝しているところが多いのですが、定例会議や普段のミーティングにおけるスケジュールも、柔軟に対応してもらえたので、安心感がありました」(三田氏)
最後に、サービスを検討中の企業へ、三田氏から「クラプロ」を導入した感想とメッセージをいただいた。
「弊社としては正直、理想としていた数値には届いていない部分もあるのですが、どのくらいのパフォーマンスになるかわからなかった部分がわかる状態になったのは大きい。Meta広告だったりYouTube広告だったり、知識がなくとも『クラプロ』のおかげでさまざまな運用にトライをすることもできました。採用労力を考えると、広告運用の初期検証をしようとしているスタートアップ企業には『クラプロ』はおすすめです」(三田氏)