新規事業のスタートアップに「クラプロ」を導入。Meta広告とLP・オンライン説明会の連携で想像以上の成果に
- 課題新規に立ち上げた事業の営業担当不足とパートナー企業の獲得
- 解決策「クラプロ」を導入し、Meta広告と連動したLPと説明会資料を制作
- 成果ローンチから約5か月というスピード感でLPを公開。想定以上のペースでパートナー提携が実現
千葉県市川市に本社を構える株式会社パワー・カーゴは、2011年に創業した軽貨物運送会社だ。ドライバー・ファーストを企業ミッションに掲げ、ドライバーの活躍に応じた成果報酬型の報酬形態を実施している。創業13年目となる現在は、約120名のドライバーを擁するまでに成長した。
2020年からのコロナ禍を境として配送業界は大きなうねりをみせているが、顕在化したのが配送車不足の問題だ。同社は軽ワゴン車の入手を容易にすべく、自動車販売・リース事業を新たに立ち上げるとともに「クラプロ」を導入した。
「クラプロ」導入にあたってのエピソードやその後の成果について、代表取締役の木谷克彦氏に伺った。
新型コロナウイルス感染拡大時に自動車販売リース業を開始。効果的なPRのために「クラプロ」を導入
「新型コロナウイルスの感染拡大によるEC市場の拡大などで軽貨物運送のニーズが高まり、弊社と業務提携したいというドライバーが増えました。
しかし、半導体不足で新車が手に入りづらく、さらに中古車価格も高騰してしまい、車両を持たないドライバーに軽ワゴン車を貸し出すことが困難な状況になりました。
そこで、車両を速やかに調達するために、自動車販売リース会社とフランチャイズ契約を結ぶことにしたのです」と木谷氏は当時を振り返る。
軽ワゴン車を自社でリースすることで、車両不足の問題をクリアしようと新規事業を立ち上げたのだ。
「自動車の販売リース業を新規事業として発足するにあたり、業務提携してくれるパートナー企業と専門知識を持った営業担当者が必要でした。
その二者と効率良くマッチングするため、アイドマさんに相談したのが『クラプロ』導入のきっかけでした」(木谷氏)
新規事業をスタートさせたころ、たまたまオンラインで参加した「PR戦略ウェビナー(Webセミナー)」でアイドマ・ホールディングスの存在を知り、木谷氏自らコンタクトを取ったという。
営業担当とパートナー企業を獲得すべく、Meta広告とLPを使った戦略を構築
2023年4月に自動車販売リース会社とフランチャイズ契約を締結し、新規事業を開始した。
それと同時期に「クラプロ」でのPR戦略構築を始めた木谷氏。課題は、自動車販売経験のある営業担当と契約を結ぶことと、自動車販売リースのパートナー企業を獲得することだった。
「アイドマさんといろいろ話すなかで、営業担当者は、自動車販売の実務経験3年以上の方にターゲットを絞ろうという話になりました。
3年以上の経験があれば、ある程度は自分の顧客を抱えているでしょうから、成約につなげやすいと考えました。
対してパートナー企業は、例えば自動車保険の代理店などです。保険の契約更新時に車を乗り換える方が多いので、そのタイミングで弊社につないでもらうのが狙いです」(木谷氏)
この二者へアピールするため、アイドマ・ホールディングスはLP(ランディングページ)の構築とオンライン説明会用の資料制作を提案した。
「Meta広告でLPを告知して、LPからお問い合わせいただいた方をオンライン説明会に取り込むという流れの提案を受けました。
Webだけではなく、説明会で使う資料も制作してもらえるのには、とても大きなメリットを感じましたね」(木谷氏)
LPと資料制作のために月2回のペースで打ち合わせを実施し、木谷氏の目指すゴールを担当ディレクターやデザイナーと共有しながらプロジェクトは進んだ。
「アイドマさんからはディレクター2名とデザイナー、弊社からは私と事務方の2名が参加しました。
議事録担当の方も同席し、その場で出た話などをきちんと記録されていたのは感心しました。
軸をブラさず、弊社の目標に向かってチーム全員で動いていくので安心感がありました」(木谷氏)
そうして2023年9月にLPが公開され、同12月からMeta広告も運用が始まった。
Meta広告開始から短期間でマッチング。さらなる成果に向けたリニューアルも開始
「クラプロ」を導入して約半年。木谷氏は大きな手応えを感じているという。
「営業担当者については、『少なくとも5人の営業担当者とマッチングする』ことが当初の目標でした。ですが、12月にMeta広告を始めてから既に2名と業務提携ができ、検討中の方は3名。この短期間でこれほどの成果が出たことに正直驚いています」(木谷氏)
一方の「パートナー企業獲得」は成果がまだ出ていないが、アイドマ・ホールディングスと連携してMeta広告やLPのリニューアルを進めている。
「ちょうど昨日もアイドマさんと打ち合わせしていたところです。Meta広告からの流入数は悪くないのですが、LPの問い合わせ数や説明会への参加数が思うように伸びませんでした。今後は入口の段階でもっとターゲットを絞り、より確度の高い企業とマッチングできるよう改変している最中です」(木谷氏)
最後に木谷氏から、「クラプロ」導入を検討している企業へのメッセージをいただいた。
「Meta広告の運用とLP・資料の制作など、Webマーケティングとクリエイティブをまとめて任せられるのが『クラプロ』を導入するメリットです。
ディレクター、デザイナーそれぞれの目線でアイデアを提案してもらえますし、成果を出すために訴求力のある戦略を組み立ててもらえます。
月に2回の打ち合わせや進捗報告など、綿密にやり取りしながら進められるのも安心できるポイントだと感じています」(木谷氏)